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宇宙英雄ローダン・シリーズ図解・設定資料集


by Ueyama_Natsuki
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第四ハイパー抑制時代

第四ハイパー抑制時代[Zeitalter der vierten Hyperdepression]

 第四ハイパー抑制時代もしくは、短く第四ハイパー抑制の概念は周波王国により、高められたハイパー・インピーダンスの局面の間の、全部で四つの活動期に用いられる。四番目の他に、周波王国は三つそれ以外に活動期、もしくはハイパー抑制を知っている。

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歴史

 NGZ一三三一年にハイパー・インピーダンスが急激に増大し、九月にはハイパー・ショックになった。ヴァトロクスのイナゴのような文明 (ペリー・ローダン 2522話)、周波王国は、ハイパー・インピーダンスの上昇によりアンドロメダにおけるその冬眠から覚まされた。この覚醒はただし計画したようには行われなかった、本来、プシ物質を積んで周波王国の手で隠匿されたポリポート=網が、ハイパー・インピーダンス・ショックによって通常空間に逆戻りし、ヴァトロクスを目覚めさせることになる、計画されていた覚醒とは。実際にはしかしポリポート=網の一部は、ハイパー・インピーダンス上昇の前すでに長い間、その隠し場所から落下して部分的に破壊されていた。その上、異人がネットの一部を自分のものにしていた。尋常でない、予定された方法でない覚醒や、ポリポート=網の予期しなかった状態は、誰かが周波王国の力の基盤、パラロクス=武器庫を取り除いたもしくは奪ったという、不快な認識に至る。 (ペリー・ローダン 2535話、ペリー・ローダン 2536話)

 このショックから立ち直って第四ハイパー抑制に慣れるのに、周波王国はその後で百三十年以上を必要とした。この百三十年間にヴァトロクスが確保したのは明らかに、アンドロメダにおけるその権力基盤のみ - その際ガイド族を最初の家臣種族の一つに得るのも一部であった。 (ペリー・ローダン 2525話)

 NGZ一四六三年一月、周波王国はついに、ポリポート=網の魅力ある征服に取りかかり、かれらの考えでは権利があるポリポート=網の遺産を回収するには十分に強力と自覚した。かれらはこの第四ハイパー抑制の時代において、統治するのが使命だと感じた。 (ペリー・ローダン 2500話、ペリー・ローダン 2503話)

 NGZ一四六三年三月、周波王国はいくつかの商星を含めて、ポリポート=網のほぼ全体を支配していた、その際ペリー・ローダンの周りのテラナーが相変わらず防衛または隠し続けることができたのは、ネットの取るに足らない残余。この時点で周波王国は、その兵力の相当な部分をポリポート=網の起源銀河、アントゥレスタに移した、そこで焦眉の急になる、ヴァトロクス=ヴァムによる危険に対処できるように。 (ペリー・ローダン 2535話、ペリー・ローダン 2536話)

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出典

ペリー・ローダン 2500話、ペリー・ローダン 2503話、ペリー・ローダン 2525話、ペリー・ローダン 2535話、ペリー・ローダン 2536話

Perrypedia:Zeitalter der vierten Hyperdepression (11:54, 4. April 2010) を翻訳。
# by Ueyama_Natsuki | 2010-05-26 19:14 | 用語解説

生命自体

生命自体[Das Leben an sich]

 生命自体とは、高次勢力の“たまねぎの皮”の下にある、マルチバースのあらゆる生命形態、特に知的生命体の総体の言いかえである。

 生命自体の最も高次の、既知の代表者は超知性体である。これらの大多数はポジティヴで、それにまた若干ネガティヴ超知性体がその中にいる。このような超知性体がコスモクラートまたはカオタークのため働くことは起こりうる、それが一時的に自分の利害にとって有益かいかんによって。 (ペリー・ローダン 2478話 35ページ) 彼らが生命自体の一員であるのに、例えば"それ"やアーンの光はコスモクラートのため、トリークレ=9の負の球体とたたかった。

 生命自体の代表はすでに数百万年来、極めて多彩な理由から、秩序と混沌の他にいろいろな第三の道を選択しようと試みている。

 超知性体のレベルの下には、例えば秘密結社平和ドライバーが生命自体に入る。それにまたローヴァーの中の、二重思考者の分派も自らを生命自体の側の戦士ととらえていた。

 コルトロクはペリー・ローダンに、生命自体を誤って賛美するのをいましめた。それは高次勢力と同じくらい多くの死者の原因だろう。それゆえコルトロクにも、どうして生命自体が自動的にとみなされる一方、高次勢力がなのか、理解できない。 (ペリー・ローダン 2498話)

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生命自体の意味

 その概念は (ヘフトシリーズでは) はじめてNGZ一三一二年、汎銀河統計者リクによって使われる:

引用: [われわれには] ... わかっているのだが、大宇宙はずっと以前から、もはや秩序と混沌に統治されているのではない、創造の初期にそうだったようは。そうではなく、われわれは統計的な見地から生命自体をとうの昔に、それに加えて算出している。たとえどんなに小さいニッチでも占められる能力を含めて、持ち前の多様性という点で。われわれは諸勢力のゲームの中で、生命を第三の力と見なしている。方向性がなく、不当に干渉するようにできておらず、無定形の。

 ただしこの概念はすでにかなり前に知られていた; アーンの光によって指揮された同盟も生命自体のためにたたかって、二十五世紀に疑似ヌクレオチド・アクァホ=トリークレを消滅させた。 (ペリー・ローダン 2478話)

 統計者の手の届く範囲内のあらゆる干渉の、二十一パーセントのみがコスモクラートに由来し、あらゆる干渉の十六パーセントはカオタークが原因である。汎銀河統計者の観察によれば、大宇宙の宇宙的構造におけるあらゆる干渉の六十三パーセントは、独立勢力に由来するもの。 (ペリー・ローダン 2147話)

 自立的な勢力ファクターの活動の一例が、トレゴン運動であった。超知性体トレゴンはパルスのかたちで、高次勢力の統制から外れた宇宙外ゾーンを創設した。コスモクラートにとり最初のトレゴンは危険なファクターになった。

 コスモクラートはそれゆえ、無限への架け橋でトレゴンとつながった、およそ三千個の銀河の爆破を準備した、銀河起爆装置をもって。コスモクラート・ヒスモームが、トレゴンを殺し全トレゴンならびに無限への架け橋を破壊することに成功したため、この爆破は行われなかった。 (ペリー・ローダン 2198話)

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生命自体に対する全般的な処置

 生命自体はコスモクラートの見方によれば、その部分的に目的がなく、意図的でない操作により、秩序と混沌の勢力の統制機関を無力化しようとしている。

 ある程度、人間が制御を失った感染症を見るように、コスモクラートはこの成り行きを考察し、生命の蔓延を制限するための処置をとる。どの程度までカオタークがこれに関して協力しているかは、明らかでない。

 この処置は、“インフレーション的に”超知性体が生じるのを“食い止める”、コスモクラートの企てのひとつである。この処置は特に、自分の勢力場を築くのをこなさなかったような超知性体に向けられる。それにまたトレゴンや、トレゴン運動にくみした他の知性体は、この処置により脅威にさらされると見てとった。

 搬生素の播種や大群の活動による、生命の脅威は調節される。そのために胞子船はもはや派遣されず、あらゆる大群は“スイッチを切られる”。 (ペリー・ローダン 2159話)

 その上ハイパー・インピーダンスが高められる、カイロルがNGZ一三一二年五月二十八日に予告したように:

引用: ... 生命自体をさらに、効果的な方法で制限することに高次勢力は決定した。 [...] ハイパー物理学的抵抗が全宇宙で引き上げられる。 (ペリー・ローダン 2199話)

 NGZ一三三一年に突如増大したハイパー・インピーダンスは、例えばローヴァーの中の二重思考者の分派からは、生命自体に対するコスモクラートの宣戦布告と解釈された。かれらは出兵をスタートさせ、それを生命のための戦争と呼称して《パン=タウ=ラ》を征服せんと企てた、その力を借りて反撃を開始するために。 (パン=タウ=ラ 2話)

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出典

• ペリー・ローダン 2147話、ペリー・ローダン 2159話、ペリー・ローダン 2198話、ペリー・ローダン 2199話、ペリー・ローダン 2330話、ペリー・ローダン 2333話、ペリー・ローダン 2478話、ペリー・ローダン 2498話
• パン=タウ=ラ 2話

Perrypedia:Das Leben an sich (11:11, 8. July 2009) を翻訳。
# by Ueyama_Natsuki | 2010-05-26 19:13 | 用語解説

ガイド族の巡洋戦艦

www.rz-journal.de - (C) by アンドレーアス・ヴァイスおよびペリー・ローダン - 発行、ペリー・ローダン 2535話 - パベル=メーヴィヒ出版合資会社、ラシュタットの好意的な許可で複写

 個人のホームページでの図解の使用は、デザイナー、出版社の許可と、購入先および著作権所有者の名称のもとでのみ許可される。リンクは原版出典にもとづいてのみ許可されている。

2535

ガイド族の
巡洋戦艦

概要:
 ガイド族はアンドロメダに定住している。体格についていうとかれらは極めて人間に似ている、頭部を除けば、それは明らかに小さくて、中心を同じくしている一つ目が備わっている。ガイド族の身長の平均はおよそ一・八〇メートルある。

 かれらの宇宙艦船は標準的なロケットに似ており、すなわち、彼女たちは船首に向かって尖っていて、船尾に向かって平らに切り落とされている。描かれているのは中程度のサイズの軍艦で、巡洋戦艦。巡洋戦艦はそれほど長くなく、中間の転子直径を有し、標準戦艦は二倍の長さと二倍の直径を持つ。

 ガイドの際だった特徴 - 軍艦には比較的多数の無人戦闘ドローンがあり、交戦時にはエアロックから出され、母艦の戦闘力を何倍にもする。

テクニカルデータ:
長さ: 四百メートル
直径: 九十メートル
乗員: 艦の運用に三百名と、陸戦隊四百名
加速価: 毎秒毎秒百キロメートル
超光速ファクター: 約百二十万
最大航続距離: 約四十万光年
兵装: 多機能設計の多連装砲群十八基
防御装備: HUeおよびパラトロンとくらべられる防御バリア、一重
装備: 長さ五十メートル、直径十メートルの大型搭載艇三隻、
ロボット=戦闘ドローン十二機、戦闘ロボット約二百体、各種多機能=ロボット、地上戦車二十台
エネルギー供給: 縦軸上に超重シュヴァルツシルト反応炉、艦内に各種小型核融合反応炉
超光速: 縦軸上に超重リニア・コンヴァーター、
非常=遷移エンジン (遷移二十回まで)

2535_Schema

記号解説
1. 着陸脚 (七本)
2. リニア・コンヴァーターと主パワープラント交換シャフト上の固定デッキ
3. 主=インパルス・エンジン (七基)
4. 兵器群
5. リニア・コンヴァーター
6. エネルギー貯蔵器
7. ドローン格納庫
8. 宇宙陸戦隊の居住区画
9. 主パワープラント反応炉
10. 大型搭載艇 (三隻)
11. 技術可変モジュール (四個、異なった装備)
12. 防御バリア・プロジェクター=設備
13. 9 の頭部
14. 分散型生命維持=システムの生命維持=コンポーネント
15. 気圧タンク
16. 対探知防御装置
17. 運用乗員居住区画
18. 主司令室
19. パッシブ・センサ
20. ハイパー通信アンテナ
21. 通常通信アンテナ
22. 戦闘ドローン

図、テキスト (C) アンドレーアス・ヴァイス

原文へのリンク
# by Ueyama_Natsuki | 2010-05-26 19:13 | 断面図解

マルチデュプリケーター

www.rz-journal.de - (C) by マルク・フレックおよびペリー・ローダン - 発行、ペリー・ローダン 2528話 - パベル=メーヴィヒ出版合資会社、ラシュタットの好意的な許可で複写

 個人のホームページでの図解の使用は、デザイナー、出版社の許可と、購入先および著作権所有者の名称のもとでのみ許可される。リンクは原版出典にもとづいてのみ許可されている。

2528


マルチデュプリケーター
形式: マルチカ

 マルチデュプリケーターは、島の王たちが複製を作るのに使用したユニットであった。
 出発点は複製を作る物体を、格子ケージを思わせる装置に入れて、構造パターンの全体的な記憶をいわゆる原子原型に移す、転送機に似た構造記載であった。
 マルチデュプリケーターのサイズと性能に応じて、機器の部品、ユニット、宇宙艦や生物でさえも複製を作ることが可能だった。この際本来のデュプリケーターも、物質転送機と同じような原理に従って動作したが、物質を運ぶのではなく、基礎物質もしくは物質化エネルギーから、何倍にもなる物品または個体の複製を製造した。
 原子原型は同一の物または生物の、かなりの生産数の創造に用いることができた。理論的にこのやり方で、それらに“蓄えられた”生物に数万年後でさえ、新たな生命を蘇らせ該当者の記憶を、デュプロと呼ばれる複製に転写できた。一個の原子原型から二百万~一千万体のデュプロを“製造する”ことができた。
 催眠もしくはヒュプノ暗示性付属装置を使い、デュプロは前もって条件付けられた。まだ複製を作るプロセスの間に、追加知識を伝えることがそれで可能だった - それにまた、意見や信念を消去したり、別のものと取り替えたりすることが。特に卑劣な種類の制御が、島の王たちの意図でいわゆる刺激波受信機を、まだ複製を作るプロセスの間に頭蓋骨の中に配置するというものだった。硬貨大しかない装置を経由して、デュプロを完全に島の王たちの意のままに制御し、必要とあれば殺すことができた。
 いわゆる消滅プログラムはその上、デュプロ身体を最初に溶かし、それから完全に解消させることを引き起こした。そのため当時、生命のある複製の生産には、原子原型の情報がいわば“物質的に刻印された”、特別な種類の“可変基礎物質”が使われていると推測された。
 高級なデュプリケーターはそれだけでなく、オリジナルのパラノーマル能力もしくは細胞活性装置保持者の身体さえ複製することができたが、細胞活性装置自体は無理だった。
 大多数のマルチデュプリケーターはファクター I - ミロナ・テティン - の死に際し、作動させられた破壊インパルスにより破壊された;相応に条件付けられたデュプロは、同じ方法で伝えられた死のインパルスにより、消滅プログラムが活性化して死亡した。ただし破壊インパルスに見舞われず、今日までよく機能するユニットも多数存在した。それらに対しては、一方で明らかになったように、アンドロメダで活動している周波王国も非常に関心を持っている。
 島の王たちの最期の後、長い間たってようやく判明したのだが、科学者セラロン・メロータは - ミロナ・テティンとエルミゴア・メロータの父で、彼女らの細胞活性装置はこの名工のおかげだった - マルチデュプリケーターの製造に際しても島の王たちの細胞活性装置もしくは時間転送機と同じく、特殊なハイパー・クリスタル、アルトリトに頼っていた。
 アルトリトはタマニウム、恒星ルーム第二惑星の、四辺形ピラミッドの頂上で見つかった。それから“創造の息吹”と言いかえられる効果が出ていた - ヒーリング放射フィールドで、負傷時に細胞再生を引きおこした。“不死の匠”は、当時まだタマニウムに居住する遊牧民の援助で - 一方では超知性体"それ"もしくはその敵、"反それ"のプロジェクションと解釈される -、放射フィールドを最初かれの手で作り上げられた細胞活性装置に収束させ、後に別のユニットで利用することに成功した。
 島の王たちの時代、多数の異なったデュプリケーター形式が存在した。かなりの数がいわゆるデュプリケーター艦に設置され、他は惑星の生産施設に組み込まれた。マルチデュプリケーターは数千年間、島の王たちにより投入された。したがってその運転開始の間に数千年たってしまう装置も、必ず出ずには済まされなかった。島の王たちによって利用されたマルチデュプリケーターの最大のものは、ウクラン暗黒星雲の惑星マルチドンにあった。そこには巨大施設が設置された、原料、機械設備や人員の補給を保証すべく。

 原則的にマルチデュプリケーターは以下の構成ユニットに分けられる:

1. 複製を作る物体もしくは生物の構造パターン把握および、原子原型への記憶用の構造記載装置
2. 本来のデュプリケーター設備
3. 物質化区域、そこで複製が“生じる”もしくは物質化させられる - これは個々の複製に際し、変更を加えられた構造記載装置の格子ケージの中で、それにまた別に示された区域で行うことができる
4. エネルギー供給、しばしば恒星吸収のかたちで
5. 制御および操作施設。

 ファクトシートで描かれたデュプリケーター形式は、恒星吸収のおかげでエネルギー的に自給自足かつ、色々な用途に適している。テラナーははじめて二四〇四年四月に、惑星マルチカでこのタイプに遭遇した。
 見えるのは生物や小型の装備品を、平均的な生産個数複製を作るためのマルチデュプリケーター施設である。継ぎ目なく見える灰色の金属製の、円筒形の基部は交換でき、複製を作る対象に左右される。
 異様なかたちをした塔には本来のマルチデュプリケーター施設がある。塔構造物は観察者に、極めて様々な色調や素材を呈する。いくつかの構造物はガラス状または結晶質の素材、別のものはそれに対して黒い金属またはプラスティックで作られたように見える。

テクニカルデータ:
基部直径: 二十メートル
基部高: 五メートル
全高: 三十メートル
エネルギー供給: 恒星吸収施設、副次=核融合反応炉
構造記載装置数: 一基
生産能力: 二分間に生物五十個体
別の生産能力: 五分間に大型部品 (十x十x四メートル)一個

記号解説:
1. 入口または出口、その後ろに基部の上階への傾斜路
2. 一階と上階間のエレベーターおよび、その上にあるデュプリケーター施設への整備用通路
3. 原子原型生産用の、構造記載装置の副次ユニット (項目 8参照) およびデュプロの条件付け用装置
4. 主制御施設
5. デュプロ用装備室
6. 安全エアロック
7. 物質化区域、エネルギー性閉鎖と反撥フィールドによりその他のスペースから切り離せる。塔の下の区域には転送機極が設置され、デュプロを物質化後すぐ中央の集合地点に転送することができる
8. 構造記載装置の格子ケージ
9. 恒星吸収施設の吸収極
10. 遮蔽設備、同心の: ハイパー・エネルギー性筒状フィールドのプロジェクター
11. カスケード塔 (二基) - ここで変換されたハイパー・エネルギーから、いくつかの変性段階でデュプロ=基礎物質が物質化され、それから一次転送機効果を使い、原子原型のデータに従って物質化装置=最終段階で、塔中央において安定化させられると、項目 7 または 8でその最終的な物質的性質や形態を持つようになる
12. バッファ記憶装置
13. 核融合ベースの二次反応炉
14. エネルギー変換器と変圧施設
15. 塔基礎 - その中心にあるのが基礎物質=物質化装置。

図 (C) マルク・フレック; テキスト (C) マルク・フレック、ライナー・カストール

原文へのリンク
# by Ueyama_Natsuki | 2010-05-26 19:12 | 断面図解
www.rz-journal.de - (C) by アンドレーアス・ヴァイスおよびペリー・ローダン - 発行、ペリー・ローダン 2543話 - パベル=メーヴィヒ出版合資会社、ラシュタットの好意的な許可で複写

 個人のホームページでの図解の使用は、デザイナー、出版社の許可と、購入先および著作権所有者の名称のもとでのみ許可される。リンクは原版出典にもとづいてのみ許可されている。

2543

テラ技術

STARA=UH=III=戦闘ロボット

 STARA=UH=III (ターダスト・クティカル・ボット・ドバンスト、武装レベル: 超重装備、バージョン III - 宙航士用語で: “戦術スターダスト=ロボット、高度発展型、武装: 完全”) はスターダスト人類の、現在最新にして数の上では最も多く生産されたモデルである。“二型”もあり、いまだ多数の生産台数が配備されている。
 スターダスト人類は車輪を新たに発明するようなことはないので、かれらの戦闘ロボットはテラの手本TARA同様、円錐形をしている。その一方では互いに分離されて推移する発展に基づき、違いはある。戦闘ロボットは整備しやすく設計され、エネルギー的に自立的。それらは原則的に数カ月以上自立して行動することができる。通常、それらはしかし人間の部隊と連携して投入され、その際それらに弾よけの任務が与えられることも珍しくない: 機械は埋め合わせしやすいが、人命はそうではないのだ。

データ:
 全高: 二・三〇メートル; 底面直径: 八十五センチメートル; 探知頭部の直径: 三十センチメートル
 SOSTA=/反重力=底部エンジン (サスペンデッド・オン・ボード・スタビライズド・アンティグラビティ -大体: “浮遊させられ、安定化された反重力に乗る” - 例えばインコニットの、重力力学的に加速された作用および反動質量ベースのフィールド推進といいかえられる); 反重力と反撥フィールドおよび、重力パルス=推進での移動: 最大毎時五百キロメートル。
 エネルギー供給: 円筒形小型反応炉タイプ 4 (直径五十五センチメートル; 高さ五十五センチメートル)、連続出力二・五五六メガワット用; バッファ貯蔵器: 三重=球状転換。
 高性能探知機 (通常およびハイパー物理学的領域におけるパッシブ質量、エネルギー、構造および輪郭探知機) と探査機 (特にハイダー- ハイパー・ディテクション・アンド・レンジング、通常レーダー探査を手本にした - レイディオ・ディテクション・アンド・レンジング、つまり“電波探知および (距離)測定”)。防御武装: 重力力学的反撥フィールド、HUe=バリア。攻撃武装: モジュール式武器アーム - 右側標準装備: インパルスおよびインターヴァル銃用兵器ゴンドラ、左側標準装備: 熱線、分子破壊銃および麻痺モード用二連=コンビ銃をおさめた兵器ゴンドラ。

記号解説:
1. 主探知機
2. 内部センサ群
3. 音波外部センサ
4. ハイパー・センサ群
5. ハイパー通信機 - 外部; 各種アンテナ
6. 主探査機
7. 遮蔽ポジトロニクス
8. ポジトロニクス=クアッドコア
9. 光学センサ
10. 一次反撥フィールド・プロジェクター群
11. 生体プラズマ容器プラス周辺装置
12. ホロ=プロジェクター
13. 核融合反応炉
14. エネルギー変換器
15. 加速圧吸収装置
16. 制御装置
17. 技術者用整備ホロ
18. 重力パルス・エンジン (三基)
19. SOSTA=プロジェクター群プラス周辺装置 (三基)
20. 代替武器アーム (重インパルスおよびインターヴァル銃; ヒューマノイド動作アーム)
21. 標準兵器ゴンドラ
22. 手動プログラミング
23. 防御バリア・プロジェクター群 (HUe)
24. バッファ貯蔵器
25. 防御バリア・ジェネレーター群 (HUe)
26. 二次反撥フィールド・プロジェクター群 (移動用にも)
27. 武器アーム (軽装備)
28. 対探知防護プロジェクター群
29. 分析装置架
30. 小型牽引ビーム放射器 (四連)

図 (C) アンドレーアス・ヴァイス、テキスト (C) アンドレーアス・ヴァイス、ライナー・カストール

原文へのリンク
# by Ueyama_Natsuki | 2010-05-26 19:09 | 断面図解